詩の旅:秋 鈴木ユリイカ 

  • 2017.11.05 Sunday
  • 21:34

                           (いわみざわ煉瓦テラスの小道で)

 

 北海道の紅葉ももう終わりに近づいています。

 こういう詩を読むと、言葉の発見が人に与えた影響と言うのはすごいもんだろうなって思いますね。

 この15行詩の世界を映像で撮ろうとしたら、一体幾らかかるのか、そもそもできるのか? 目が眩むくらいの広がりです。空のものが言い、地のものが語ります。空にある太陽は海に入り、太陽を道連れに、おとことおんなは二人、この地球を歩き、旅するのです。

 

 3連、「空は何も言わなかった/一万年 十万年 千万年/ そして今日も/空は何も言わなかった」

 なんていう空の広がりでしょう。<今>を含む、時間を語ることで、空の思索的広大さをリアルにイメージさせているではありませんか!! 時空を独立したものでなく、相互作用するとする現代物理学の考えが、そのまま詩になっているような感覚すら覚えます。

 人類が世に現れて、700万年と言われていますが、岩見沢から長沼に向かう道の途中、栗丘ライディングパークを右折してすぐの鉄橋を渡る時、左右の荒々しい自然の風景を見る度に、そんな歴史と場を思いますねぇ。閑話休題、詩に戻りましょう。

 

 そうしておいて、わたしたちの眼のまえの野っぱらを遊ぶ子供のくるぶしにまで、秋の青空に染まるという結末なのですから!!

コメント
「ユリイカ」って、ギリシャ語で「発見」って意味ですね。
ステキな名前です。
  • ワイン好きの料理おたく
  • 2017/11/07 4:45 AM
 アルキメデスが風呂場で叫んだって伝説がありますね。同名の詩誌もありますね。昔よく読んでいました。
  • おや爺
  • 2017/11/08 7:39 PM
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