『やってもやっても終わらないの。』:千歳meon(ミオン)農苑 近さん

  • 2019.10.14 Monday
  • 15:08

 バイクの季節も終わりに近づいています。2日、3日は北海道なのに、25度cを超える夏日。これが最後のタンデムツーリングかもね、と暗にこれが最後とにおわせる奥さんでございますね。店の買い物で楽天ポイントが溜まったので、店の役に立つことをしようということで、ホテルの閑散期に、ホテル見学をしてきました。途中千歳ミオン農苑に寄ることにしました。いつも寄ってはミオンさんの休みにあたって、なかなか行けず仕舞いでした。

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 感じのいいエントランスです。

中に入ると女性のお客様でにぎわっておりますね。窓から眺める風景も更に素敵です。店内に独特の草木の香り。

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 野鳥が行ったり来たり、何をそんなに忙しいのか。

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 外の出ると小川のほとりにカタツムリと蛙。

 せせらぎに白い毛虫がプカプカ、って、本人はそんな呑気じゃない!!

 

 席に座って驚きました。メニューがすっかり様変わり。ベルギー人のシェフが料理を担当しておりました。おぅ、ベルギーのお方、昔3か国語を話すベルギー人の女性と知り合って以来です。スパイシーラザニアと、パスタ・デザートセットを注文。

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 サラダ。なんて力強い色彩!! 非常においしい!!

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 程よくスパイシーです。トマトの味も濃厚。

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 ルオーの農夫のように痩せて引き締まった、経営者の近さんが顔を出してくれました。お店がさらに進化して驚くばかりですと言うと、ニコニコ笑いながら、『やっても、やっても終わらないの。』とおっしゃいます。思わず、それはつねに前へ前へ進もうとしているからです、とわたし。『いや、いや、雑草が取っても、取っても生えてくるの。』支える奥さんもとんでもなくすごいと思いますね。

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 すごい人です。わたしより8歳は上ですから70をとうに過ぎております。もう歳だから少し仕事をセーブしようと思っているんだけどねぇ、とのことですが……。みんなと精養軒に行きたいんだけどなかなか時間が、ともおっしゃって頂きました。厨房から、以前からいる料理担当の方も顔を出して挨拶を交します。近さん、シェフのフランソワさんを紹介してくれました。気さくな若い方です。韓国料理、スパイシーな料理が好きと話されていたけど、どちらで食べたんだろう。日本でかしらん。

 皆さんにお会いできてよかった! すごい人たちに会うと、わたしなんか、オハナシにならない。全然まだ、まだだって、思いますね。

 そうです、生きているかぎり、先へ進む限り、やってもやっても終わらない楽しみ(と苦しみ)があるんです。坂田昌一博士のめくるめく階層理論みたいにね。

 ささやかだけど、一歩一歩あゆんでまいります、精養軒。

 

以前の記事はこちらです。

千歳meon農苑 近さんのこと:『ひとは見たものを記すが、わたしは記したものを見るのだ。』

言葉の宝箱 А愎祐屬亮蠅砲浪椎柔がある』 安藤忠雄

  • 2019.09.11 Wednesday
  • 09:28

 このブログに久しぶりに新しいカテゴリーが加わりました。題して心の宝箱。

 ブログの読者の皆さんなら既にお判りでしょうが、おや爺、ヤドカリのごとく気が弱い、非常に気が弱いのでありますね。しょうがないので若い頃より、古今東西、身近・遠方、有名・無名の方たちの言葉を、せっせとこころにため込んで、落ち込んだ時など、いざという時に取り出すのでございます。それを言葉の宝箱と称しておりました。

 

 臨床心理家・河野良和氏は、思いの強力な作用・力に気づいたとき、<思いの呪文>と書かれておりました。ただ唱えるだけで努力はしないことの知られざる重要性を、呪文という言葉で表現したのです。なので、最近は言葉の宝箱から、呪文、呪文と言って取り出しておりますね。

 

 前口上はさておき、まずは最新の言葉から。7月16日の朝日新聞夕刊からのものです。

 大学も行かず、4回戦ボクサーの建築家など数々の逸話を含め、いまや伝説の建築家でございます。北海道にも、トマム水の教会・札幌渡辺淳一文学記念館があります。在日外国人ということもあって、住む場所・建築に何の興味もありませんでした。店をつくる羽目になって、はて建築ってなんだろうと疑問を持ち始めました。建築評論家は横文字と哲学用語満載の馬鹿げた美術評論家みたいな文章で、素人には納得できませんでした。建築家の本を読み始めた中に安藤忠雄がおりました。

 瀬戸内海の直島にも夫婦で行ったのも懐かしい思い出。今岩見沢プロジェクトを立ち上げている、三笠出身の川俣正のデッサンもありましたね。

 

 さてその安藤忠雄の言葉。すてきですねぇ。口先だけの・何かと不愉快なコンピューター時代に、グッときちゃいます。

 『人間の手には可能性がある』『ものを組み立てる原点だと思う』

 歩き続け・作り続けた人の言葉ですからねぇ。世界に通じる二輪と車をつくり続け、左手の指がハンマーでつぶれて短くなっていた、尊敬する本田宗一郎の・何度も読んだ本の題名を思い浮かべます。

 『わたしの手が語る』

 わたくしの白魚のやうな手は、何も語りませんなぁ。と、ほほでございます。(TεT)ダラダラ

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