元バイト・Wさん来店

  • 2018.01.05 Friday
  • 17:24

 もう元バイトというにはすっかり立派になって、東京で活躍されているWさん。年に一、二回、盆と正月に顔を出してくれます。会うとずっとしゃべりまくり・話し続けるWさん、相変わらずエネルギッシュでありますね。体格が一段と大きくなったと思ったら、仕事を終わって2時過ぎにジムへ通ってトレーニングをしているとのこと。今年は100kg上げると云っております。おや爺は長いことやっておりますが、せいぜい最大で50kg。いつもは30kg5回を4セットですわ。

 

 イタリアンのお店をやっておりますが、すべておまかせ・値段のないお店です。お客様の顔を見ての勝負だそうです。精養軒もおまかせのコースがありますが、お客様のご予算に合わせての勝負。それでもすべてお出しした後は、お客様の反応がどうか、緊張しますね。

 

 精養軒の和牛肉の部位別設定や値段の安さにいつも驚いております。冷麺や自家栽培もやしなど、独特のサイドディッシュの魅力と併せて、倍以上の値段でも東京で十二分にやっていけます言われました。でもわたしたちは、大都市や韓国・北朝鮮相手に、田舎で大衆店として勝負したい。

 東京・埼玉でカフェなどのプロデュースや、ケータリング、地方都市首長とコンサルタントも始めているWさんに、大衆店としてのジレンマを話しました。東京の熟成肉事をはじめいろいろ面白い話がいっぱい出て来ます。 

 

 閉店後、出村店長と外で朝の4時まで話したそうです。わたしがいると店長も話しずらいので遠慮したのですが、wさんの独擅場になったみたいです。たぶん東京でえらいさんや有名人の聞き役に回っているので、たまりにたまったトークが炸裂したんだろうなぁ。

 

 来年はミシュランを取りに行きますと力むことなく話すWさん。刺激的な話を聞かせてください。どんどん世界を広げるWさん。今度東京に言ったら必ず寄りますね。おや爺はモグラです。hirasanアセアセ

声楽専攻バイト・K川、パティシェ・デム〜ラに対抗す。

  • 2017.12.30 Saturday
  • 11:42

 声楽専攻大学生・K川さんは早いもので当店でもう三年。3年前の4月は、長くやってくれていた学生バイト達が卒業し、精養軒は超、超人手ピンチ状態でした。そんなとき、八戸出身で、入学したての彼女がやってきたのです。東北と縁の深いおや爺兄弟の摩訶不思議な力が、彼女を精養軒に導いたのか。K川さんと一緒に、迎えたゴールデンウィークを必死で乗り切ったのでした。

 ものすごく人なつっこくて、まだ仕事もできないのに、お客さんと話し込む、お客さんと友人口調で話す人でした。それが今では、すっかり仕事もこなし、おや爺をやりこめる始末でありますな。さすが声楽魅力的な声ですがな。

 

 クリスマスには毎年欠かさず,ワン・ホール一人でクリスマスケーキを食べる決まりのK川さん、今年のクリスマスは、マカロン(メレンゲ菓子)と卵ボーロ、ガトー・ショコラを作ってまいりました。たいへんおいしゅうございましたよ、えぇ、えぇ。

 すみません、卵ボーロの写真撮り忘れて食べてしまいました。マカロンと卵ボーロはふんわりサクサク、いくらでも食べられますとは、ありついたバイトの話でございました。

 ガトー・ショコラを食べたクールに仕事をする高校生バイト・T山さん、「なんか、K川さんて、ケーキを作るってイメージじゃありませんね。」なっ、何て、しっ、失礼な!!ちゅんちゅん

 自作のガトーショコラ、こころのこもった・しっとりとした美味しいお味でした。ごちそうさまでした。あっという間になくなりました。

 え〜、食べたい方は精養軒のバイトに応募してくださいまし。お願い

包丁が!

  • 2017.12.13 Wednesday
  • 22:42

 突然送られてきた包丁。すわ、イケズおや爺に対する何かの嫌がらせか? あまりに切れない包丁ばかりで、誰か包丁を注文した?

 奈良から? よく見ると送り主が、辞められた工業高校生のIさんじゃぁ、あ〜りませんか!!いま奈良に引っ越したのか? 

 修学旅行でした。修学旅行のお土産に、お菓子をもらって、みんなで食べるというのはありますが、ほ、包丁なんて初めてですがな。

 そのうえ、精養軒の名前入りでございます。

 

 いままで背の高い人は何人かいました。今も180cm台の男はおります。が、Iさん、190cm越え。まったく別世界ですがな。当店の厨房はそれほど低くもありませんが、彼がいると高い所に置いているものもスイスイととれます。でも頭をぶつけるんじゃないかと何かと心配なおや爺ではありました。主に厨房を担当してもらっていましたが、パソコンのプログラミングを先生から放課後習うことになって辞められることになりました。給料計算のプログラムを作ってもらう計画もあったんだよね~、おや爺がめんどくさがっていたので……。

 

 ありがと〜!大事に使うね~。

 んでもって、送別会が遅れてごめんねぇ。忙しくてその間歓送別会ができずに数カ月。送別する人と新しく歓迎する人が一杯いますがな。鬼が笑う来年1月になっちゃうけど来てね〜。

人生初めて、東欧・ハンガリーから、クリスマスプレゼント

  • 2017.12.11 Monday
  • 19:27

 以前このブログでも紹介した、精養軒元バイトユリさんの世界一周バックパッキングの旅ブログ・紺碧journy。最新ブログの11月段階ではギリシャでした。10月は東欧諸国を歩きまわっています。ゆりさんはそう言うつもりで書いてはいなんでしょうが、希望がわいてくるブログです。

 

 人生初めて、東欧はハンガリーから荷物が送られてきました。たぶん2ヶ月くらい掛かっていると思います……。

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全然読めね〜、ハンガリー語。よくみるとゆりさんじゃぁ、あ〜りませんか!! あ、

ありがと〜!!!

 とりあえず活字フェチのおや爺、包まれたハンガリーの新聞を全部開いてみる。全然読めね〜、ハンガリー語。

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 中からワイン二本と……。

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得体の知れないハンガリーのお菓子ですがな。hirasan

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 そして、ノートの切れ端の、素敵な手紙。

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ありがと〜!!! 

 おや爺、読んで泣いちゃいましたよ。元気の出る手紙。還暦過ぎて、こんな手紙をもらえる人や店はそういないんじゃない? おや爺も、別な世界を旅し続けますよ。また会える日を楽しみにしています。

 ワインは一本、クリスマスに飲んで、もう一本とお菓子はバイトの送歓迎会でみんなでやりますね。

 元気で旅してね。世界の平和がキミを守ってくれますように!手

第一報が届きました:元バイトKの韓国留学報告

  • 2017.07.19 Wednesday
  • 17:06

おや爺注:元バイトKさんから韓国留学第一報がきました。

 

 ブログをご覧の皆さんこんにちは。元バイトのKです。釜山旅行の記事にも書きましたが精養軒一のイケメンバイトでした!

私は6月27日より、アジアの玄関と言われている仁川国際空港のある韓国の仁川広域市というところで語学留学をしております。今回は近況報告という形でブログを書かせていただきます!

 まず私が住んでいるのは仁川広域市の中でも新しく埋め立てをしてできた新都市である松島(ソンド)というところに住んでいます。新都市だけあって街は韓国の中ではかなりきれいな方です!

住んでるところの屋上からです。

 

 そして、延世大学の韓国語学堂というところで勉強しています。韓国に詳しい方はあれ?延世大学はソウルの新村にあるのでは??と思われるかもしれませんが、私は語学堂の中でも韓国大学進学過程という韓国の大学進学を目指す人のためのコースにいるのでソウルの新村キャンパスはなく、仁川の国際キャンパスに通っています。

 延世大学は日本人がかなり多いと聞いていたのですが、日本人は新村キャンパスにたくさんいるみたいで韓国大学進学過程には全くいません。日本人は私一人です(笑)

日本語がまったく通じない世界で少し不安ではありますが、せっかく韓国に来て日本語ばかり話すのは勉強にならないのでちょうどいいかなと思っています!

  

 ちなみに大学はこんな感じです。かなりでかいです。私が普段授業を受けているのは写真の左側にある茶色い建物なので、大学に着いても5分くらい歩かないといけません(笑)

 大学には学食が4つくらいあります!(今は大学生が夏休み期間なので1つしかやってません)

他にも美容室やカフェ、コンビニ、書店、銀行などさまざまなお店があります。

 

 次はクラスについて紹介します。クラスは5つのレベルに別れています。新入生は入学前にクラス分けテストをしてレベル1か2に入ることになっています。私は幸いレベル2に入ることができました!

 私のクラスは自分を含めて12人います。中国人が8名、台湾人、シンガポール人、インドネシア人、トルクメニスタン人、そして日本人となっています。ご覧の通り半数以上が中国人なので休み時間に聞こえるのはほぼ中国語です(笑)

そしてなんと男子は2人だけです。なのでもう私を求めて女性たちの激しい戦いがとまりません!!!!!!(こんなこといったら釜山へ一緒にいったTさんになんと言われるか……(笑)

 授業は9時から午後の4時までで、文法、リーディング、スピーキング、ライティング、リスニングの5つがあります。

毎日みっちり韓国語を勉強しているので、まだ3週間ほどではありますがなんとなく韓国語に馴染めてきたような気がしています。

 放課後になるとクラスのみんなと食事をしたりします。この間はチキンを食べてきました。残念ながら食べることに集中しすぎて写真とり忘れました笑

 これはチキンを食べに行った時の写真です。

 

 韓国で生活してみてなかなか慣れないことも多く、言葉もスラスラと通じなくて言いたいことがちゃんと伝えられないこともあります。基本的に自炊をしなければいけないので、スーパーに行っても日本では見たことのない食材や調味料などいろいろ戸惑ったりもします。コンビニに行った時は電子レンジの使い方も分からずに困ったりもしました。

 でも、自分で選んだ道だし自分の目標に向かって頑張りたいという思いがすごくあります!

 そしてなにより温かく見守ってくれている家族や、出国の前日までお世話になってブログで近況報告してね〜と気にかけてくださっている精養軒の皆さんには本当に感謝です!

 これからもちょこちょことブログで近況報告をしていきたいと思っておりますので、精養軒一の元イケメンバイトのKをよろしくお願いします!

 ご覧いただきありがとうごさいました!!

 

こんな風にスタバでかっこつけてお勉強してます(笑)

 

おや爺注:定期的に送ってくださいな。それにしてもうちのバイトは留学する人が多いなぁ。世界一周の旅に出ている人もいるし……。

2017年6月27日、元バイトKさん韓国留学へ

  • 2017.06.27 Tuesday
  • 07:58

 元バイト、と云っても諸般の都合で、前日まで元気にバイトをしてくれたKさん。とうとう韓国のハブ空港がある都市・仁川(インチョン)に、旅立つことができました。ぎりぎりまで汚しに汚した自分の部屋の片づけに追われたものの、お母さんの厳しい目を潜り抜け、何とか脱出成功したようであります。

 

 留学中は、このブログに、記事を投稿してくれるという口約束ができております。ご期待下さい。

 前の記事のように若い娘の後ろ姿写真ばかり撮らないようにね。hirasan ストーカーで捕まるからね。手 ちゃんと前から撮ってね。←そっちかよ、おや爺!_| ̄|○_| ̄|○ 韓国語で許可を得ましょう。そのための韓国語ですからね。ちゅん

 それでは楽しんできて下さい。バイト一生懸命やってくれてありがとう。東北生まれのKさん、精養軒、なにかと東北に不思議な縁を感じております。お願い

 

精養軒一の自称イケメンバイト・Kさんの韓国旅行:釜山へ

  • 2017.05.28 Sunday
  • 00:41

 

 ブログをご覧の皆さんはじめまして、私は個性ある髪型が特徴の精養軒一の面白いイケメンバイトのKです!

 私は6月20日をもって精養軒を辞めるにもかかわらず、この度精養軒の皆さんのご厚意により韓国の釜山へ行かせていただくことができました。

 さて、辞めるというのも私は7月から韓国の仁川にある大学へ留学をします。なので今回の旅では、留学のための準備、日本と韓国の違いを知るという単純ではありますが個人的な課題をつくっての旅行でした。

 

 私自身、韓国には旅行で何度か行ったことはありますが、釜山へ行くのは初めてです。

宿泊先の海雲台はリゾート地として知られており、目の前に広がるビーチはとてもきれいで見てて飽きないものでした!

 

普段岩見沢では感じることができない潮のにおいを感じながらすっかりリゾート気分へ(笑)

 

 楽しみにしていたグルメは、はずれがないくらい美味しいものばかりでついつい食べ過ぎ、こわくていまだに体重計に乗ることができないくらいです!

 個人的に一番美味しかったのは初日の夜に食べたタッカルビです。精養軒のタッカルビをイメージしていたのですが、全くといっていいほど違って、これが本場のタッカルビなのかなと驚かされました!

辛いですが、ただ辛いのではなくやみつきになりそうなうま辛的な感じで、まわりにあるチーズがいいアクセントになってました。

 

 

 ほかには、大邱に留学している友達が、釜山の露店で売ってるホットク(日本でいうお焼きのようなおかし)は美味しい!とごり推ししてきたので食べてみました。目の前で焼いてくれてできたて熱々のを食べました。外はサクッと中はもっちりで、たくさんのナッツ類ととけた甘い砂糖?のようなものが入っていて本当に美味しかったです!

 

 話がかわりますが、今回の旅行で1つだけ後悔してることがあります。それは銭湯に行ったときのことでした。韓国に行く前におや爺からぜひ垢擦りを体験してすべてをさらけだしてきなさい!と言われていたのですが、いざ銭湯に行くと驚きばかり。銭湯の入り口をあけると、そこにはすっぽんぽんで太極拳をするおじいちゃんが……、しかも湯気がいい感じにおじいちゃんの背後から沸き上がってます(笑)

 身体を洗っていると後ろからおじちゃんの超激熱のかけ湯がびちゃびちゃかかってきました。そんなことがあり肝心の垢擦りをしようと思うも、때밀이(日本語で垢擦り)の単語をすっかり忘れてしまうはめに。引率の奥さんは当然男湯には入れないので頼れない、結局諦めてしまいました。後からジェスチャーでもすればたどり着けたのになとものすごく後悔してます。

 

 さて、先程書いた個人的な課題についてふれます。韓国について一番印象に残ってるのは、日本のように規則やルールに縛られすぎていないということです。韓国のコンビニの店員はスマホを普通に使いながら仕事をしていたり、バスの運転手も運転しながら電話をしたり、歩きタバコやぽい捨ては珍しくない……。日本に住んでる私にとっては驚きの光景でしたが韓国にいれば当たり前のこと。私はどちらが正しくてどちらが間違いかとは思いません。日本にいれば日本のルールに従い、韓国にいれば韓国のルールに従うだけのことです。(おや爺注:煙草のポイ捨てや、電話しながらの運転がいいとは思えないけど、日本だってホンの10数年前まではそんな光景、映画の中でも当たり前でしたからね。先進国に住む人間は、せめて歴史的に相対化する視点だけは持っていたいもんですね。)

 

 そして韓国のおばさんはお話が大好き(笑)

 買い物をしていて店員のおばさんに韓国語で尋ねてみたら、最初は日本人だということで遠慮してたみたいですが、もうマシンガントークがとまりません。早口で半分くらい理解できませんでしたが(笑)……。たぶん自分のお母さんよりすごいです(笑)

 おばさんだけではないですが、全体的に明るくて気さくな人がおおいような気がしました。

 

 日本では外国人ってきくとすこし遠慮がちになってしまいます。通っていた高校のALT(ネイティブの英語の先生)が日本では外国人をforeignerと呼ぶのは普通のことに思うが、日本人から、日本人ではないよそ者と分けられている気になると言っていました。今回の旅行では自分だけかもしれませんが、なんというか、外国からきてもすごく暖かく迎えて、受け入れてくれるような感じがしました。もちろん韓国の全てがそうではないとは思いますが。ただ日本に比べると、外国人が暮らしやすい国だなと思いました。(おや爺注:全てではありませんよねぇ。泥棒もいれば人殺しもいる。善人もいれば悪人もいる。穏やかな人もいれば激しい人もいる。ようするに、日本であれ韓国であれ、人の住む社会のバリエーションの一つに過ぎません。外国人が暮らしやすい社会と思えるかどうかは、本人の気質にもよりますね。KさんやわたしはどちらでもOKでしょう。)

 そしてなにより大切なのは、お互い、ニュースやネットばかりで勝手に良し悪しをつけるのではなく、実際に行ってみることが大切なんだということです。(おや爺注:愛情のない先入観や思い込みって言うのは怖いですからね。)

 7月から韓国へ留学する私にとっては韓国を知るとてもいい機会になりました。食べ物も合うし、ますます留学が楽しみです!

 

 長々となりましたが、今回引率してくれた奥さんや一緒に行った二人のおかげでいろいろ学べて楽しむことができました。幸運なことに毎日すごくいい天気に恵まれ、韓国美女たちがよりいっそう輝いて美しく見えました!笑

きっとイケメンな自分もよりいっそう輝いてイケメンだっただろう……そう信じていたい(笑)

 

 精養軒で働くのも残り1ヶ月を切りましたが、いつも通りの美顔で皆様を迎えたいと思いますのでよろしくお願い致します!

 

 ご覧いただきありがとうございました!!

(おや爺注:いつの間にこんな写真撮って、油断も隙もないやっちゃなぁ!_| ̄|○)

(おや爺注:キミ、キミ、いったい何枚撮っとるのかね!0口0_| ̄|○)

(おや爺注:急にとってつけたような、旅行写真だねぇ!ムスっ)

厨房の主・T橋さんの釜山(プサン)旅行;まさかアートリサーチになるとは。

  • 2017.05.27 Saturday
  • 02:20

 「もう書きました?今週までね!」と高さん(おや爺注:本当は書かないと旅行代実費ね、と五寸釘を刺した。手)に急かされながらようやく釜山での3泊4日を振り返ります、アルバイトのT橋です。

 私は教育大で美術を専攻しています。今回連れていって頂いた釜山旅行では、自分の意図しないところで自分の制作にとても参考資料になるような見聞が豊富にありました。その部分においても今回プレゼントしていただいた旅行は感謝です。

 

ヾ攅駑鼠について

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 (引率者注:ユガネのタッカルビ。ソウルのユガネと違って、キャベツがが入らず長葱が入る。鍋の周りのへこみににとろけるチーズを入れてつけて食べる。)

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(引率者注:ソムジンガンのシジミ汁定食。サバの辛い煮付けなど。)

 お店ではお客様のいるホールでもお仕事をさせていただいてますが、私が基本的にしているのは厨房でのお仕事です。なので、ほかのバイトの方たちよりも仕込みや調理の現場を多く目にしています。そのため今回は高校生の時に修学旅行でソウルに行った時にはなかった、韓国料理に対する興味がありました。ただ美味しいものを食べるというよりも、自分の働くお店の料理との違いを感じたり、また同じところを見つけたりするのが面白かったです。特にいつも味見で食べているキムチはわかりやすく、行く先々でテーブルに並びましたがどこのキムチもちょっとずつ味が違っていて、日本で食べるものよりも全体的に酸っぱいのが印象的でした。(おや爺注:基本的に、乳酸菌発酵であるキムチは酸っぱくなってから美味しくなるという感覚です。栄養学的にも正しいのですが、日本では大手の漬け物産業が発達して、発酵食品としての漬物ではなくなっていますね。また大都会のソウルでも、若者たちはあまり酸っぱいキムチを食べなくなっているようです。和食であれ韓食であれ、食も一つの文化ですから<本場>という<場>が同じであっても、<時>代とともに変わるということです。そういう意味では、現代美術同様、<時空性>を離れた、固定された・純正の<本場>などあり得ないと思います。)

 

 釜山では、屋台の料理やちょっとお酒を飲めるような小さなお店の料理、しっかりとした焼き台があるお店の料理など、各店舗の雰囲気と出てくる料理にそれぞれ違った個性があるのを感じました。来ていた現地のお客さんを観察したりするのも面白かったですね。札幌で探してもなかなか見つからないようなちょうど良く呑める飲食店が韓国にはたくさんあるかも!と個人的には韓国の飲食文化の手軽さの発見に満足しました。
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(引率者注:ちょっと冒険したT橋・Kコンビであります。繁華街ソミョンの屋台。おでんとトッポキ。)

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(引率者注:ナッチポックム。牛ホルモン入り。臭いか心配したけど、非常においしかった。

 

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(引率者注:アワビ粥。韓国のもやしナムルなど。岩見沢産大豆を使った、精養軒の自家栽培もやしが、別格に大きい(おいしい)のがわかります。←自慢hirasan

▲ュウリのパックは実在した(韓国式垢すり)

 釜山三日目の朝、前日の夜に後輩バイトのKさんがチムヂルバン(韓国の低温サウナ)に行きたいとの希望があり、近くの温泉施設に行くことになりました。さらにKさんは前もって高さんから「韓国の垢すりで恥を捨ててきなさい。」と言われていたみたいでその垢すりもメニューに加わりました。私も元々温泉が好きで、韓国ドラマにも時々出ていたチムヂルバンは一度試してみたいと思い行くとなった時には楽しみにしていました。(この時はなぜか垢すりは彼だけが体験するものだと思っていました。)

 

 ホテルを出てから数分で目的地に着き、さっそくサウナだ!と脱衣所に向かうとなにやら奥さんが私の垢すりの予約をお姉さんに申し込んでいました。「え、、、Kさんだけじゃないの?!わたしも恥を捨てるの?!私のチムヂルバンはどこ!」そもそもその温泉施設は私たちの思っていた韓国ドラマに出てくるニュータイプのサウナがある温泉ではなく、少し古い味のある銭湯だったみたいで、頭に可愛い形のタオルを巻いてゆで卵とシッケを片手にくつろぐようなニュータイプの施設はその場所からもう少し先を歩いたところにあったらしい、と後で奥さんに言われました。

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(引率者注:銭湯受付)

 まさかの垢すり体験コースの生徒に昇格してからというもの、これから自分がどうされてしまうのかという不安の中(おおげさだと思われるかもしれませんが、恥を捨てることができるようなアカスリと聞いて何をされるかなど一ミリも想像できず、今日はここで死ぬんだと思ったくらいです。まだ21ですからね!)、パッと見からして迫力のあるおばさんに手を引かれ奥さんに見送られながら、奥さん一人にしないで〜と思いながら入浴スタート。浴場は日本の銭湯と雰囲気は似ており、全体の端っこに垢すりスペースが設けられていました。ここで重要なのが”仕切りのカーテン”という概念がそこにはなかったということです。日本の温泉施設でもアカスリをしてもらえるようなところは幾つかありますが、そのような場合は大抵設けられたスペースにはカーテンがあるのが日本では一般的です。その環境のなかで育ってきた私には、ノーカーテンに戸惑っている暇もなくなされるがままに自分の感情は二の次でした。(引率者注:いつもクールなTさんが、不安のタスケテ・オ〜ラをビシバシ出して連れて行かれる姿に、一緒に行ったパートのFさんと大笑いでした。ちゅん晴れ)

 

 垢すりに入る前に、私の担当してくれたおばさんがいきなり顔に冷たくひやっとするものを載せていきました。その匂いから徐々にそれがなんであるのかが分かった時、認識している数少ない韓国語で「オイ(きゅうり)?」と聞いてみると本当にそうだったみたいで、実際に韓国ではキュウリのパックは用いられているんだということを知りました。キュウリの香りがするような美容パックが売られているのは知っていましたが、まさか実際に使われているとは。あの栄養価の低いキュウリのポテンシャルの高さを認めました。一方私が2文字ではあるけれど韓国語でコミュニケーションを取ろうとしたのを見てからか、恐ろしく見えていた韓国人のおばさんと急に距離が近くなり、ちょっとしたコミュニケーションの中で結果的に最後は何かを認められたような感じがしました(向こうは所詮商売だけど)。

 

 顔の皮膚が刻んだキュウリで埋まると本題の垢すりです。本能からか痛いものだと覚悟していましたが、長年この仕事をやってきたであろうおばさんはやはりプロでした。数分もしないうちに韓国に来たら垢すりをするべきだとさえ思ったほどにとても良かったのです。全身が終わると最後に荒手のマッサージで終了しました。最後完全に油断していた私はその力加減に驚きましたが(マッサージと言うよりもただ叩いていると表現したほうが適切)、韓国のおばさんの優しさに触れることができました。このメニューはおよそ30分で終わり、料金は日本円で約二千円でした。奥さんは激しくビビる私を一人脱衣所に置いて、そこから少し歩いたところで見つけた小綺麗な温泉施設を見た時「こっちだった。」と思ったと言っていましたが、きっと友達なんかと一緒に来る機会があったとしてもあの激しいおばさんたちに囲まれるような経験はできなかったと思います。(おや爺注:こういう考えの人は海外旅行で新しい見方を自然に感じたり、旅行をこころから楽しめると思いますね。顔)はじめは本当に不安でしたがもう怖いものは無いような気さえしています。機会があれば是非また行ってみたいですね。

 

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とても印象的だった場所の一つに甘川(カムチョン)文化村(引率者注:朝鮮戦争で北から南に流れてきた人たちが山肌にかたまって住んだ村らしいです。)があります。そこは言ってみれば、住民の町おこしの結果観光地になった住宅街です。

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 あの小樽以上の坂が続く中、その村は隙間があればと言わんばかりに建てられた民家がひしめき合っていました。その高密度な空間は、人口密度が非常に高い韓国そのものを見てとれた気がします。写真で見て分かるように、個性の溢れる色彩が各個人の家々の外壁に塗装されており、フォトジェニック(写真映え)を狙う若者の観光客にはもってこいの場所です。眺めの良い場所からその村を見ると普段は体験できない非日常を感じずにはいられませんでした。しかし、カラフルな住宅街に自分が一歩足を踏み入れるとそこには住民たちの生活感や匂い、温度や呼吸など、外側から色の綺麗さだけを見た時とは全く違う景色を垣間見ることができました。

 

 内側からの視点と外側から村をみた時の視点、つまり生活する住民たちの視点と観光客の視点とで全く別のものを見ることができるとても興味深い村でした。私も最初は村全体を展望台のような場所から眺めるだけなのかと思っていましたが、実際に住民が住む生活空間それ自体がアートになっていたので洗濯物の間をくぐったりもしました。それくらいプライバシーもすれすれ。中に入れば入るほどカラフルな色に隠れていた本質的な素材が見えてきて、自分の制作においてとても勉強になりました。この甘川文化村の町おこしプロジェクトはとても成功しているんじゃないかと個人的には思っています。

 

 ここで書いた出来事は3泊4日のうちの一部です。韓国に来たのは高校生の時以来二回目でしたが、やはりたった一人で垢すりおばさんに立ち向かうことができたところには自分の成長を感じました。お願い 楽しい旅行をありがとうございました。

常連・T様:『ここは、つくづく……』

  • 2017.02.03 Friday
  • 00:01

 だいぶ改善されたとはいえ、相変わらず人手不足の・休みの多い精養軒です。29日は日曜日にもかかわらず、新人2人を含む少ないスタッフでやっておりました。いらしたお客様ができるだけ気持ちよくお食事ができるよう過密なご予約をとらないことにしていますが、当日ご予約なしに来店されるお客様も多い日でした。新人に理由も含めてできるだけ丁寧に教えながら、新しく来店されたお客様のオーダーをとり、片づけや網の取り換え・掃除があります。新人はちょっと緊張しながらお客様の対応をすることになります。

 

 当店は、うれしいことに追加注文が非常に多い店なので、ベルで呼ばれる度に、バイトや店長・家族がこま鼠のように椅子席・小上がり席・カウンター席・厨房と全力で動き回わります。その日は焼肉料理ばかりではなく、チヂミにチゲ、サムゲタン、麺料理3種・和牛コラーゲンビーフなど単品の韓国料理も多い、ひと組で一気に40品目注文されるお客様もいていつも以上に全力疾走でした。←実際は走りません。セリザワさん

 

 リニューアルしたカウンターを、ご予約で指定される常連のF様が、それをご覧になられていたのでしょう。しみじみ話されました。

「ここは、つくづくいいスタッフばかりだね。」

 お客様に注意を受けることもあります。いいバイトだとお褒め頂ける時もあります。けれど<つくづくいいスタッフだ>を言われたことは初てでした。嬉しくてすぐバイトに伝えました。

 

<何といっても<つくづく>ですからね!手 みんなパッと表情が明るくなります。見てくれる人がいる、というのは本当にひとにとって大事なことだとあらためて思いました。お客様と従業員。立場は違い年齢も異なります。でもそれぞれ、大袈裟に言えば、同じ時代を生きているひとなのです。仕事を終えたバイトを家まで送る車の中でも嬉しくて伝えました。

 

「いいスタッフだって言うのは、いい仕事をするってことだよね。それがただいい仕事じゃないんだぜ。つくづくいい仕事をするっておっしゃったんだ。よくよく見て、いろいろ考えても、いい仕事をするってことだよ。普通は社会に出て、いい仕事をするって褒められるんだよね。でもみんなは、社会に出る前につくづくいい仕事をするって言われたんだ。これはすごいアドバンテージだよね。つくづくなんて、ヒマな店では言われないよね。スタッフがいっぱい余っている状況でも言われないよね。こんな評価を受けるんなら、忙しく人手の足りない店の仕事っていうのは、疲れるばかりじゃなくて、みんなの自分自身でもまだ知らなかった力を引き出す・将来の役に立つなって思うんだよ。」

 

 バイトに入って3回目くらいの、まだ洗い場しかやっていない新人のMさんにも話しました。

「わたし(←おや爺のこと)、洗い場の仕事好きなんですよね。どうすれば早くきれいに洗えるか、どの順番で洗えばいいのか、いつも頭をフルに使って、全力疾走するのが、われながらやった〜、って感じがするんだよね。」

 ドラマーで、合唱部の新人Mさんの思いもよらなかった発言。

 「わたしは洗い場しかまだしていないから、他の仕事は知らないけど、洗い場の仕事は、カッコイイと思います。」「即断即決でやるって感じです。」

 

 おぅ、あなたの返事がカッコイイ!! おや爺、洗い場の仕事が好きだとは思ったけど、カッコイイだったんだ。そうだよね、自分の中で、本当は思っていて、うまく言えなかった気持ちをひょいと目の前に短い言葉で差し出してくれた!!心境。

 

 F様、ありがとうございました。店の者全員が一日が素晴らしく終えることができました。

 Mさん、新人侮りがたし。お二人の言葉、おや爺の言葉の宝箱に入れておこう。

院生で、音楽家の執事・廣島、時間通りに現る。

  • 2017.01.14 Saturday
  • 11:05

 元バイトで、東京の大手に就職も決まり、人生最高の極楽の日々を送っている・大数学者オイラー好き大学院生・廣島さんからもともと予約が入っておりました。二人というので、どうせ男同士だろうと思っていたのでございます。

 

 廣島さん指定どおりに来ました。さすが人生を謳歌しているヒマ人ですな。一方もう一人がなかなか現れませぬ。遅れること一時間強。ついに御大登場です。

 

 おう!! こ、こりは!! 

 元バイトで、ドイツはハンブルクに音楽留学しておるオーボエ奏者・◎本さんではありませぬか! 聞くとちょっと里帰りとのこと。二年前、必要に迫られていたドイツ語。そのドイツ語を勉強すると吐き気がするとのたまわっていた彼女。今ではすっかりドイツ語もできております。執事の広島さんを1時間前に待機させて堂々の登場です。日本にいた時より少しふっくらして健康そうです。すぐ日本に帰って来るかと心配しておりましたが、杞憂でしたねぇ。それにしても、来てくれてありがとう。やはり元バイトで、ノルウェー帰りの中村さんと二人で、オーボエのデュオを精養軒で必ず実現してもらいますからねぇ。

 ドイツのお土産をしっかり持って写真撮りざんす。左はお供の廣島さん。よけろと言ったのに一緒に写真を撮りました。hirasan

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