ソウル食べ歩き。無事帰ってまいりました。

  • 2019.01.25 Friday
  • 11:29

 バイトと一緒のソウル食べ歩きから無事帰ってまいりました。初日、二日目と、ソウルも体感的には北海道並みの寒さでした。北海道猛吹雪の情報が入っていたので心配しておりましたが、普段からの、おや爺の行いの賜物か、はたまた、一緒に言ったバイトの皆さんの人生の運をたっぷり使わせていただいた賜物か、飛行機も無事に飛びました。←前日欠航でした。

 

 一日6食のハードな旅。

 サッカー選手Sさんの、毎日の、さすがのトレーニングを横目で見ながら、ちょぼちょぼとトレーニングをしていたにもかかわらず、4日間で5圓眤世辰討靴泙い泙靴拭(T T)

 順次皆さんの記事を掲載予定です。

2019年、あけましておめでとうございます:新年の手紙 田村隆一

  • 2019.01.01 Tuesday
  • 00:01

 

 「きみに/悪が想像できるなら善なる心の持主だ」

 

 エピグラム詩人・田村の日本的美意識と、歴史的人間にたいする思索のみごとな詩的イメージです。。

 わたしには、『服従』について語ったc.p.スノウ(『暗く陰惨な人間の歴史を振り返ってみると、反逆の名において犯されたよりもさらに多くの恐ろしい犯罪が服従の名において犯されていることがわかるであろう。』)の詩的表現にも聴こえます。真理は少数にあるという言葉に対して、かつて、学生運動のリーダーの一人が、真理に数は関係ないだろうと答えたことがありました。さすが東大出は違うなぁと妙に納得しました。 教科書に書かれているような、覚えるための古い真理ではなく、未来につながる・いまだ確定しない新しい生きた真理です。

 

 戦後直後の民主主義について書かれた本の中で、いいことしかできない制度とは、ひとの手から離れた官僚主義のことで、結局は腐敗する。悪いこともできるということはいいこともできるということ、それがひとのこころに基礎を置く生きた市民自治・民主主義なのだと書かれていました。優れた詩的イメージの喚起力のせいでしょうか、いろんな想いが頭に浮かんできます。

 

 明けましておめでとうございます。

 去年一年は精養軒にとって、わたしどもにとって、こころに残る、新生の一年でした。長年そのままにしていたありかたを変え、どんなに小さい一歩でも、さらに新しい実験をして、今年も一年、引き続き、変わらず変化していたいと思っております。

 癌で5つの内臓を切り取った建築家の安藤忠雄さんが、大阪の子ども図書館開設で話していた言葉が印象に残っています。

「やはり、ここでしか見れないもの、ここでしか体験できないことが人をひきつけるんですよ」

 建築のことばかりではなく、お店の料理もそうだと思います。おいしい料理も大切でしょう。でも美味しさで言えば、それぞれの家庭料理が一番おいしいんじゃないでしょうか。

 もちろん大衆店・精養軒の体験は、安藤さんとは違って、本当に小さな、ささやかなことだと思います。でも自分たちで発見するその喜びを、ひとと分かち合いたいと思うのです。

 

 正月は2日からの営業です。本年もどうぞよろしくお願いします。

よいお年を Д后璽僉爾涼鷦崗譴

  • 2018.12.29 Saturday
  • 23:51

 昼に、ビッグハウスへいつものように夫婦で買い物に出かけた。時々前も見えない激しい雪が降っていた。ここ数日間続く岩見沢の冬の天気だ。スーパーの入り口付近で、年末年始の買い物なのだろう、右肩に重い買い物袋をかけて、雪の轍を気遣う老齢の女性を見かけた。

 普段そういうことはしないが、近付いて、持ちますよ、どこまでですか、と声をかけた。娘が荷物も持って車のところにいるんですと指をさした。駐車場のはずれに、女性が重そうな荷物を抱えて歩いている姿が見えた。

 

 車に荷物を入れている娘さんに荷物を渡すと、驚いたように、(荷物を車に)入れたら取りに行こうと思っていたんですと言った。有り難うございますと言われた。慣れないことをしたのでとっさに言葉が浮かばず、お互い様ですから、と答えて、またスーパーの入り口に向かった。

 老齢の女性とすれ違い、有り難うございますと言われた。お互い様ですからとまた変な答えをして、よいお年を、と言った。見知らぬ人にそう言われたことが珍しかったのか、黙っていた。

 歩き始めたわたしの背中に、よいお年をと答える彼女の声が聞こえた。思わず振り返ってお辞儀をした。彼女がお辞儀をしていた。暖かいものがながれた。
 何年か前、深夜、年末に、夫婦で雪かきをしていた時挨拶を交わした見知らぬの若い女性の姿と、竹中郁の詩をまた思い出した。

 

 子供たちが小さかったころ、親しいアメリカ人の友人Cにクリスマス時期、自宅に招待された。オレゴンに家族で行った。人口数万の田舎町のせいだったろうか、スーパーで会う人やレジの人に、すごく穏やかに日常会話をする姿を見て驚いた。知り合いなのと友人に聞くと、いや、クリスマスだからゆっくりした穏やかな気持ちになるのさ、特別だよ、と答えた。それが一般的かどうかわからないが、普段は優しいのに、必要以上にピリピリして見える・年末の気ぜわしい最近の日本を感じると、懐かしく思い出す。

 よいお年を。僕はこの柔らかな日本語の語感やこころが好きだ。この言葉が交わされるから、この時期が好きだというくらいに……。

 

足どり

見知らぬ人の

会釈をうけて
こちらも丁重に会釈をかえした
 
二人のあいだを
ここちよい風がふいた
 
二人は正反対の方向へあるいていった
地球を一廻りして
また出会うつもりの 足どりだった

          竹中郁全詩集

 

ゴーンさんのこと

  • 2018.11.24 Saturday
  • 23:57

 ゴーンさんの金銭にまつわるニュースが連日報道されております。おや爺の奥さんも激しく憤慨をしておるのでございますが、今一つなんだかなぁ〜、と思ってしまうおや爺であります。詳しく記事をよく読む気にもなかなかなれないところはなぜなんだろう。

 

 好きか嫌いかといわれると、10mの棒の先でも近付きたくないタイプです。大赤字の日産を立て直した立役者ともてはやされ、女優と一緒の写真でにこにこするツーショット(和製英語ですが……)やら、いかに大胆にコストカットするかと、とくとくと各種雑誌・新聞にインタビューが掲載されるたびに、わたしのようなまっさきに首を切られる人間は鼻白むのを抑えきれませんでした。

 どれほど多くの下請けを泣かせ・潰し、多くの社員をリストラという名の首切りをし、その家族を泣かせたのか。そんなことはツユも知らせず、多くの新聞がもてはやしていました。わたしも経営者のはしくれだから、そういう事態になるかもしれません。こっそりするかもしれません。でも少なくても偉そうにコストカッターを誇りにし、若い娘と一緒の写真に納まり声高に語るなどという真似は、死んでもしたくない行為です。どう考えても、恥ずかしくて墓場の中まで隠して持っていきたい話だからです。

 

 そういう経過に比べれば、ゴーンさんが何をしていようと、何をいまさらな気がどうしてもしてしまうんですよね。日産の現・元役員たち,新聞雑誌が、堰を切ったように、彼はあれもやった、これもやっていた、と騒ぎ立てても、大事な証言なんでしょうが、ちょっと待ってよと言いたくもなります。ゴーンさんを取り巻く情況を眺めるたびに、ミルグラムのあの有名なアイヒマンテストに引用されたC.P.スノーの言葉を思い出し、おまえも言えた義理か、と問われている気がしてきます。

 

 『暗く陰惨な人間の歴史を振り返ってみると、反逆の名において犯されたよりもさらに多くの恐ろしい犯罪が服従の名において犯されていることがわかるであろう。』

ようやくパソコン取り替えました:Windows

  • 2018.11.10 Saturday
  • 00:27

 NECのディスクトップを使って5、6年。プラットフォームは、使っているソフトの兼ね合いでWindows7でございました。それがだんだん動きが悪くなって、アドビソフトがフリーズを繰り返すようになり、仕事に支障をきたし始めました。こうなると数年がかりでようやく定着してきた、お客様ごとの精養軒のお任せメニューづくりにも影響が出てきます。さらに、とうとう漢字変換にもいちいち時間がかかり、悩み始めるわがパソコン。まるでおや爺の役に立たない頭のようでございます。

 

 お世話になっている共立電子さんに相談すると、「まぁ、5、6年でいいところじゃないですかねぇ」というご神託。さらに、5、6年前はパソコン価格が底値で、今パソコン価格は上り詰めております。というではありませんか。どうしようか迷っていたのですが、HP社がセールをやっているとのうれしい情報が……。というわけで、またしても。データ移行その他の処理を、共立電子のSさんにお願いしました。こういうことはプロに頼むのが一番でございますね。

 

 以前のパソコンより格段に早くなり、サイズも一回り小さくなって机の上に鎮座しております。で、でも、写真を取り込もうとしても、で、できませんがな。←Sさんに来週聞きます。

 とりあえず、しばらく更新できずにいたブログも再開する予定です.。

出村さんの焼肉店『一ノ十(いちのじゅう)』がフェイスブックを始めました。

  • 2018.10.21 Sunday
  • 01:52

 え〜、私事ですが、パソコンの調子が非常に悪く、記事の更新もままならない状態でございます。今のパソコンに買い換えて6年。あまりに動きが遅くなりフリーズを繰り返す・漢字変換も滞る・ネットの接続がおかしい事態。日ごろお世話になっている共立電子のSさん曰く、「6年ですねぇ。もうそろそろ変え時ですかねぇ。世界的な部品不足で、ちなみに今はパソコンが高値の時期です。」

 

 とほほでございます。変えるのはやぶさかではりませんが、変えると慣れ親しんだアプリのバージョンも変わり、パソコンの苦手なおや爺には、何かとめんどくさいのでございます。

 そんな愚痴もこぼしたくなる今日この頃、元店長のお店が、フェイスブックを始めました。その間二度ほどおや爺も食事をしております。札幌の既存の焼肉屋など蹴散らすほど安く美味しいですがな。←札幌の知り合いの焼肉屋さんごめんなさい。田舎の店の戯言でございます。(^^)

  和牛が美味しいのは当たり前ですが、塩ホルモンなど内臓系もいい。品のいい札幌仕立てでございますね。出村さん自身はお下品な味も好きなんですけどね……。お通しもひとひねりあって美味しい。岩見沢産大豆を使った自家栽培大豆もやしも健在です。お客様からご要望の『出村の冷麺』も始める予定。←もう始まっているかも……。

 

 当店のお客様が出村さんを驚かそうと予約をしないで行ったところ、満席で入れなかったとの報告も受けております。まずはご予約を。

焼肉一ノ十(いちのじゅう)

札幌市北海道札幌市白石区栄通19丁目1-18SKビル1階 電話011-598-1818

https://www.facebook.com/%E7%84%BC%E8%82%89-%E4%B8%80%E3%83%8E%E5%8D%81%E3%81%84%E3%81%A1%E3%81%AE%E3%81%98%E3%82%85%E3%81%86-380390345831950/

 

 こんな短い記事を書くのに1時間もかかってしまいました。パソコン変え時!!(T T)

精養軒のチョイ・カレー

  • 2018.07.13 Friday
  • 02:46

 チョイとは何か? え〜、それは精養軒の賄いでございます。チョイの歴史は古うございます。焼肉のたれで有名なモランボンの味の研究所に居候して、肉の修行をしていた頃、上司の中島係長が、仕事を途中で中断して、おやつや、軽い飲み物を取るときに、『おぅ、仕事止めて、チョイしようぜ。』という言葉が始まりでございます。(チョイの歴史についてはこちらをご覧ください。)

 

 精養軒では、バイトが食べる賄いの時間を言いますね。あまりゆっくりも食べられない・ゴージャスな料理でもないというところからの呼び名です。カレーもよく作ります。大量に仕込みます。カレーは、高校同期で、ブック・カフェ<レイモンド>の店主・フィリップ丸尾から、閉店する時に教わった作り方を基本にしています。レイモンド・カレーといいます。

 

 肉は基本的に当店のA4・A5ランク和牛切り落とし・鶏肉・ウインナーソウセイジ、等を使うことが多いかな。結構人気のチョイですが、辛いもの好きからは甘いと言われ、辛いのが苦手な人には辛すぎと言われますな。

 

タマネギ大量にミンチしてオリーブオイルかバターもしくは和牛のヘッドで弱火で飴色になるまで炒めます。途中で人参とセロリを加え、柔らかくなるまで炒めます。

塩・胡椒・ニンニク多めで炒めた肉を煮て、スープを取ります。当店では和牛スープストックを使います。

,量邵擇鉢△離后璽廖Εぅ織螢▲鵐曄璽襯肇泪箸隆無諭安売りセールの、皮が完全に黒くなった熟成バナナ・リンゴを混ぜて、ミキサーにかけ、ドロドロにします。これでカレーのとろみができます。

のドロドロルーを好みのとろみ具合まで水を加え、火にかけて、ローリエの葉を一、二枚、ギャバンのカレー粉(S&Bより香りが飛びにくい)・シナモン・コーヒーまたはチョコレートを少し加えます。塩気は、基本醤油です。わたしはオイスターソースやイワシの塩辛(朝鮮料理のミョルチ)を加えます。辛味はガラムマサラでもいいんですが、高いので粉唐辛子で充分代用できます。スープはインスタントのブイヨン+水をスープ代わりにできます。甘味が足りなければ蜂蜜を加えます。

 

 レイモンド・カレー、出来上がりました。今回は和牛タン先、A4・A5ランク和牛切り落とし、鶏肉、ウインナーを入れました。

 さて赤丸で囲んだものは何でしょう?

 すり残しのリンゴでございます。

 チョイは急いでつくるので、こういうことがままありますな。(^0^)

 

 市販のインスタントルーより、香りが段違いですし、香りの日持ちもしますね。よかったらお試しください。

精養軒の桜も満開です。

  • 2018.05.02 Wednesday
  • 22:33

 岩見沢の桜も昨日あたりが満開です。夜雨が降ったなので、今日はどうなんでしょう。

 仕入れの途中で7条の煉瓦テラスにふたりで行ってきました。

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 病気になったんでしょうか、幹は切られていますが、元気良く咲いています。

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 南青果さんで買った桜を店の待ちあいに飾りました。

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 犬と散歩の途中で奥さんが、道に落ちていた折れた桜を拾いました。まだ蕾だったのが昨日咲きましたよ。

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キング牧師が暗殺されて50年

  • 2018.04.04 Wednesday
  • 01:34

 4月4日、キング牧師が暗殺されて、50周年の式典がアメリカで盛大に行われたと報道されていました。キング牧師の娘が、父親を殺されていまも苦しむ気持ちを率直に述べていました。普通の人が人を殺し殺されることだけは避けなければいけません。わたしにとってキング牧師はそういう当たり前のことを改めて教えるひとですね。

 

 昔英語の学習でよく聴いて、音読した演説。どうしても胸が詰まって最後まで音読できなかった『わたしには夢がある』

 何度聞いてもこころが震えます。

 

 以前キング牧師が亡くなった4月4日に書いた記事がふたつあります()。

 北海道新聞2月25日のカラムから。

 

 

2017年から2018年に向かって:北海道新聞の記事から

  • 2018.02.19 Monday
  • 00:40

 去年の末から今年にかけて、北海道新聞で心に残った記事がいくつかあります。どうまとめるでもなく記事をハサミで切り取り、残している記事。古い順に載せてみます。

 2017年11月19日(日)の記事から。

 2017年12月11日のふたつの記事から。

 最後に、今年2018年1月31日の連載コラム<いのちのメッセージ>から。奈井江町の町医者として信望の厚い方波見先生のこのエッセイはいつも読んでいます。奥行きのある分厚い知識と深い人生経験に根ざした豊かな言葉が、いつもそこにあります。

 百歳の、奈井江町在住の歌人・千徳トシさんの短歌が紹介されています。

 

 木魚鳴る寺の隣にこの朝のくりやに葱をきざみつつおり

 

 隣の寺から、いつもの朝、いつものように、僧がたたく木魚が聞こえてくる。朝ご飯の用意で、葱を刻みながらそれを台所で耳に感じている喜び。誰もが持っているはずの・生きている・過ぎ去り二度と来ることのない・いつものひと時。

 先の戦争に反対し、投獄・拷問された詩人・菅原克己の詩「朝の挨拶」に通じる、市井を生きるひとびとの、日々の豊かで、かけがえのない一瞬を切り取った、こころに沁みる作。

 あっ、でもおや爺、葱の入った味噌汁苦手なんだっけ。hirasan

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