精養軒前へ編:焼肉抜きの、おまかせコース料理

  • 2017.06.20 Tuesday
  • 00:17

 精養軒のおまかせのコース料理は決まったコースはありません。お客様のお話をお聞きながら考えていきます。ホームページにも数例載せていますが、情報が古い。←すみません。

 

 ‐篤メインのコース、⊂篤と朝鮮・韓国料理が半々のコース、D鮮・韓国料理がメインのコース、ぞ篤なしのコース、サ・野菜料理のコース、をいままでお出ししております。ベジタリアンのお客様向けの料理もお出ししましたが、これは外国人の友人や知り合いにお出ししたものです。

 

 先日は奥様の誕生日のお祝いで、焼肉抜きの料理コース2名様のご注文をお受けしました。お話しをお聞きし、年齢もお聞きし、←すみません。、料理を決めて、フォトショップでお二人のメニューを薄いグリーンの紙に印刷して、表紙に、<お誕生日おめでとうございます>と入れます。表紙を開くと、こんな内容です。

 写真を載せようと思ったのですが、当日、日曜日で非常に込んでおり、とても写真をとるひまも余裕もない状態になってしまいました。一部だけの写真になります。

.淵爛7種盛り:今回の写真を撮り忘れてしまいました。別の6種盛り合わせの写真です。大豆もやしは岩見沢産青大豆を使った、自家栽培もやしです。

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海鮮入りニラチヂミ:ニラの厚い茎の部分だけを使います。

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キムチ9種盛りわせ:真ん中縦列は辛くないキムチ3種です。上からキャベツ、キュウリ、白菜と大根です。

左縦列上から、セロリ、白菜、長芋。右縦列上から、カクテキ、切干大根、小松菜。全て漬け方は違います。

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ぜ家製スンドゥブ(寄せ豆腐)・銀餡仕立て:これだけがお客様からの指定でした。以前お召し上がりになっておいしかったということでした。でも写真がありません。すみません。

 

ゴ攅饅娜と和牛肉・アスパラのチャプチェ:ふつうは筍を入れますね。でも北海道らしくキタアカリと旬のアスパラを添えます。

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β膾サラダ:お二人様なので、ミニサイズです。刺身のツマにならないように切り方にサラダ的工夫を加えております。美術専攻のバイト・Tさんのドレッシングの盛り付けデザイン。シンプルでカッコイイ。さすが美術系。

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Т攅駑鼠のお刺身:今回は北海道の真ツブと愛媛の真鯛。チョヂャン(朝鮮のコチュヂャン入り酢味噌)には貝や白身魚がよく合います。マグロの様な赤身は、日本の山葵が特に合うように思いますね。ちょっと色が濃いのは、色鮮やかな現代韓国料理の粉唐辛子チョヂャンではなく、荒唐辛子とベリーを加えているため。

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和牛モツ鍋:精養軒では和牛モツ煮が味噌味系、モツ鍋が醤油系です。香ばしさを出すために、炒めた雉脂を加えています。今回のメインの肉料理です。

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ミニ手打ち高麗雉冷麺:蕎麦粉9割、幌加内産石臼挽きの蕎麦粉を使用しています。すみません写真撮り忘れました。

 

自家製アイスクリーム:6種類の自家製アイスクリームの中から選んでもらいました。すみません写真撮り忘れました。

 

 喜んでいただき、ホッと一安心の出村店長とスタッフでございました。

 最後に岩見沢バラ公園で撮ったアカゲラ。

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 公園でお弁当には、岩見沢の6月、いい季節です。世界の皆さま、是非岩見沢へ。手晴れ えっと、ついでに精養軒にも……。hirasanお願い

 

精養軒前へ編:ただいまもやし栽培実験珍しく大成功!

  • 2017.06.15 Thursday
  • 09:51

 精養軒の大豆もやし栽培に使う大豆は、長年、秋山米穀店さんから仕入れていました。今年4月をもって止められたので、いまお店においてある青大豆1・2・3の3種が、秋山さん最後の豆になります。

 

 現在3の大豆を使って浸漬時間の実験中です。オモニから教わったやり方は、一切浸漬しない方法でした。豆がいい限り、失敗はないのですが、生育日数がかなり掛かってしまう。必然的に水の使用量が多くなってしまう弱点がありました。それをなるべくエコ(え〜、エコノミカル兼エコロジカルということですが……)にやろうと、けっこう地道な実験中であります。

 

 そして生育したのがこれでございます。同じ3の豆を使ったのに、浸漬時間によってもやしの発芽率・軸の太さがびっくりするほど、まるで違います。多分、至適浸漬時間は粒径によって大幅に違うのではないか、というのが連戦連敗の果てのおや爺の仮説でございます。

 生命力万歳でございます!晴れ

 えっと、勿論おいしい大豆もやしナムルになって、お客様に提供中でございますね。(・∀・)○

2017年6月の詩の旅:六月 茨木のり子とイサム・ノグチ

  • 2017.06.13 Tuesday
  • 23:58

 北海道は今観光シーズンでいえば閑散期の部類に入るのだろうか。ホテルも空いて、外国人観光客もいつもより少ない。でも初夏の北海道の新緑を味わうには、一番の季節だと思う。二週間ほど前、富良野まで夫婦でドライブをした。三笠を通る裏道を抜ければ、岩見沢から1時間半くらいで行ける。帰りに富良野六花亭に寄ったら、横の美術館で、好きなイサム・ノグチ作品の写真展をやっていた。

 

 解説のない・いい写真が目白押しの写真展だった。特に魅かれたのは、初めて見る・一番最初の作品『ニューズ』だった。

 ニューズの本質は何のためにあるのか? 戦争の悲劇を防ぐためにあるのではないのか? ジャーナリズムに携わるそれぞれのひとびとが、あらゆる方向に目を光らせ、時の権力や民意に踊らされず、力強く平和の未来を指し示す。

 昨夜の・久しぶりに見る・ネットの無責任な匿名報道を煽るようなテレビニュースのあり方に、腰が抜けるほど仰天しながら、戦争に翻弄されたイサム・ノグチに関わる人々を思った。

 毎年6月になると店に置く、フラフラ生きるわたし自身と、社会の定点観測のための詩がある。茨木のり子の『六月』だ。

 アーサーさん、茨木のり子さんの詩を英語に訳して出版してくれませんか?

出村店長のブログ:フレンチの侍 市川知志

  • 2017.06.11 Sunday
  • 07:49

 今回は過去にフランスの三つ星レストランでシェフとして働いた過去を持つ現在は銀座シェ・トモのオーナシェフの市川知志さんの「フレンチの侍」という本を読みました。

私自身、二十歳の頃、ケーキ屋で働いていたことがありまして、ヨーロッパに渡ってケーキを学ぶことを当時の社長に勧められていました。3年経ったら東京に行って修行し、その後は海外に、という感じだった記憶があります。記憶が定かではないのですが…。当時はそんなに海外に行きたいと思わなかったのです。

  

 筆者の市川さんは22歳でフレンチの世界に入り、3年後にフランス帰りの料理人に出会い、日本の野菜と水ではフランスの味は出せないと聞き、日本のフレンチは限界があるという事でフランスに飛び立ちます。

   料理人市川氏の一発奮起からフランスでの挫折と努力の末の成功、6年後に帰国してからのシェフとしての経験、からの独立してからの自伝で面白く読める本になっています。私の調理師の専門学校時代にも海外に行って料理の修行をした人は居ないので、実際に行った方の細かな内容はワクワクして読めてしまいます。でもどこか市川さんと自分が入れ替わったような錯覚になり、挫折した時は読み手のこちらが動悸と言うか焦る気持ちを持ってしまいます。

 

  労働許可証もおりず、不法就労者で裸一貫でフランスに乗り込んだ市川氏、フランスの南東部にある小さな村の古臭い小さなC級レストランで働き始めます。6年の間にC級レストランから一つ星レストラン、三つ星レストランまで働きます。約50年、ミシュラン三つ星を獲得しているトロワグロという老舗では相当良いポジションまで行き、そこでフランス最後の修行を終えました。そのトロワグロという店では、北海道留萌出身の三國清三シェフや、伝統と創造の料理人•井上旭シェフも若かりし頃修行した店で、しかも無給で働いていたが、市川氏は給料をもらえた最初の日本人だそうです。給料をもらえた最初の日本人と本書に書かれているのですが、その事を本に載せて諸先輩方にお叱り受けなかったのでしょうかね。

 

   40歳を越えてから東京白金でオープンした市川氏の1店舗目の『シェ・トモ』はミシュランの本の掲載を打診されたが最初は断ったそうです。「自分の子供が格付けされたらどう思います。どの子も三つ星でしょ。僕にとってこの店は三つ星なんだ。間違っても一つ星をつけるようやら掲載を拒否する」と。総面積二十坪という狭さに席数は二十席ちょっと、トイレは男女兼用の一室しかなくサービスのスタッフはわずか三人。客観的にみても三つ星の基準に達してないことは明白で、三つ星でなければ皆が悲しみ屈辱的な思いをする。それならばそんなものには出さない方がいい、と。

   それでもミシュラン審査員の方の説得と、誠意と親身な言葉の数々が心に沁みてきて、その人の気持ちを無駄にしたくないという思いから掲載を許可し、2008年のミシュランガイド東京で一つ星を獲得し、3年間維持したそうです。

 他店のオープンに伴い、その店を部下に任せました。ミシュランではシェフが代替わりしたら1度は星を落とすのが通例となっているそうです。

 

   熱い情熱とフランス料理に対する真摯な姿勢が尊敬に値します。

 自分の店は我が子と同等。一生そう思い続けれたなら自ずと良いお店作りができると思います。

思い出の歌:真夏の果実 サザン・オールスターズ

  • 2017.06.06 Tuesday
  • 09:01

 奥さんの一周忌を終えた、大学以来の友人に、今度の休みに一緒に旅に出ようよと誘った。

 遠くはムリだよ、アテはあるのかい。増毛はどうだ? 何があるの。

 えっ、なにがあるのって、なにも無くたっていいだろ、旅なんだから、タコざんぎを食べる旅だよ。

 分かった。

 

 天気は久しぶりの快晴。気温は15度くらい。初夏のバイクにはちょっと寒い。札幌の彼のマンションまでバイクで向かう。奥さんが、韓国で買ってくれた牛皮の、いかにもおっさんパンツを初めてはいた。バイクに乗ると思いのほか温かく、気持ちよくバイクに乗れた。いつも待ち合わせに遅れると文句を言われているけど、今日は少し早く着いた。

 待つのは苦にならないタイプなので、マンション駐車場わきの低い塀に座って、ビルの向こうの、薄い雲が浮かんだ青空を見ていた。後は本さえあれば何時間でも待てそうな気がする。

 

 バイクに乗るのは止めて、彼の車で行くことにした。大学同期で・奥さんのT子が亡くなって、中古のオープンを買ったのだ。

 国道36号線を通り、札幌の中心から北上して、石狩に抜けた。てっきりすぐ海岸の見える道を走るのかと思っていたら、なかなか海は姿を見せない。途中花を買い、T子の墓がある石狩の霊園に寄った。長いトンネルの道が続く。

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 風は冷たいけど、日差しは気持ちがいい。ようやく海が見えて見晴らしの良い道をけっこうな速度で走る。バイクは別だが、わたしは車に乗ると、超、燃費優先で飛ばすことはない。かれは注意深い男なので、安全なのだが、バイクと違って身体が車の速度に慣れない。こころは緊張がほどけて来るのがわかる。その証拠に、店から離れれば離れるほど、眠気とは別に、あくびが出て来るのだ。立て続けに10回位あくびが出て来るのを、横目で、友人が呆れて見ていた。

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 あ〜、気持ちがいい。あくびの連続回数をデータにとれば、店からの距離数を測れるセンサーになるかもしれない。

 

 増毛に着き、國稀酒造の脇で、暑寒別岳から流れる冷たい伏流水を二人で飲んだ。昼食をとり、高台の、海が見える喫茶店のベランダで、コーヒーを飲みながら、どうでもいい話をした。

 

 午後3時過ぎになっていた。帰路につく。

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 海岸沿いの道を走る。初夏の日差しを浴びて、いつの間にか助手席で寝てしまった。

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 目覚める少し前から頭の片隅で歌が聞こえた。かれがハンドルを握りながら、歌っていたのだ。田舎の高校で、楽譜もなく・ラジオから流れるサイモンとガーファンクルをフルコピーして覚えた・プロに誘われたギターの名手だった。その彼が歌わなくなり、ギターを弾かなくなって何年経つだろう。

 

 『真夏の果実』だった。久しぶりの、少ししわがれた・独特の艶のあるかれの歌(声)がこころの乾いたところに滲みて、悩んでばかりいた大学時代、彼の部屋に泊まり込んだとき彼が話してくれたことや、亡くなったT子の部屋で話したことが、胸の上のうえまで溢れそうになった。首を落とし、眠ったふりをして彼の歌を聞いた。

 切なくて、なんて幸せな時間。

 顔をあげたら、呆れられた。

 お前なら、あくびをし続けるか、口を開けてばったり寝るかで、相変わらず、ホント、どうしようもない奴だな。

 

 ふたりで笑った。

 

精養軒一の自称イケメンバイト・Kさんの韓国旅行:釜山へ

  • 2017.05.28 Sunday
  • 00:41

 

 ブログをご覧の皆さんはじめまして、私は個性ある髪型が特徴の精養軒一の面白いイケメンバイトのKです!

 私は6月20日をもって精養軒を辞めるにもかかわらず、この度精養軒の皆さんのご厚意により韓国の釜山へ行かせていただくことができました。

 さて、辞めるというのも私は7月から韓国の仁川にある大学へ留学をします。なので今回の旅では、留学のための準備、日本と韓国の違いを知るという単純ではありますが個人的な課題をつくっての旅行でした。

 

 私自身、韓国には旅行で何度か行ったことはありますが、釜山へ行くのは初めてです。

宿泊先の海雲台はリゾート地として知られており、目の前に広がるビーチはとてもきれいで見てて飽きないものでした!

 

普段岩見沢では感じることができない潮のにおいを感じながらすっかりリゾート気分へ(笑)

 

 楽しみにしていたグルメは、はずれがないくらい美味しいものばかりでついつい食べ過ぎ、こわくていまだに体重計に乗ることができないくらいです!

 個人的に一番美味しかったのは初日の夜に食べたタッカルビです。精養軒のタッカルビをイメージしていたのですが、全くといっていいほど違って、これが本場のタッカルビなのかなと驚かされました!

辛いですが、ただ辛いのではなくやみつきになりそうなうま辛的な感じで、まわりにあるチーズがいいアクセントになってました。

 

 

 ほかには、大邱に留学している友達が、釜山の露店で売ってるホットク(日本でいうお焼きのようなおかし)は美味しい!とごり推ししてきたので食べてみました。目の前で焼いてくれてできたて熱々のを食べました。外はサクッと中はもっちりで、たくさんのナッツ類ととけた甘い砂糖?のようなものが入っていて本当に美味しかったです!

 

 話がかわりますが、今回の旅行で1つだけ後悔してることがあります。それは銭湯に行ったときのことでした。韓国に行く前におや爺からぜひ垢擦りを体験してすべてをさらけだしてきなさい!と言われていたのですが、いざ銭湯に行くと驚きばかり。銭湯の入り口をあけると、そこにはすっぽんぽんで太極拳をするおじいちゃんが……、しかも湯気がいい感じにおじいちゃんの背後から沸き上がってます(笑)

 身体を洗っていると後ろからおじちゃんの超激熱のかけ湯がびちゃびちゃかかってきました。そんなことがあり肝心の垢擦りをしようと思うも、때밀이(日本語で垢擦り)の単語をすっかり忘れてしまうはめに。引率の奥さんは当然男湯には入れないので頼れない、結局諦めてしまいました。後からジェスチャーでもすればたどり着けたのになとものすごく後悔してます。

 

 さて、先程書いた個人的な課題についてふれます。韓国について一番印象に残ってるのは、日本のように規則やルールに縛られすぎていないということです。韓国のコンビニの店員はスマホを普通に使いながら仕事をしていたり、バスの運転手も運転しながら電話をしたり、歩きタバコやぽい捨ては珍しくない……。日本に住んでる私にとっては驚きの光景でしたが韓国にいれば当たり前のこと。私はどちらが正しくてどちらが間違いかとは思いません。日本にいれば日本のルールに従い、韓国にいれば韓国のルールに従うだけのことです。(おや爺注:煙草のポイ捨てや、電話しながらの運転がいいとは思えないけど、日本だってホンの10数年前まではそんな光景、映画の中でも当たり前でしたからね。先進国に住む人間は、せめて歴史的に相対化する視点だけは持っていたいもんですね。)

 

 そして韓国のおばさんはお話が大好き(笑)

 買い物をしていて店員のおばさんに韓国語で尋ねてみたら、最初は日本人だということで遠慮してたみたいですが、もうマシンガントークがとまりません。早口で半分くらい理解できませんでしたが(笑)……。たぶん自分のお母さんよりすごいです(笑)

 おばさんだけではないですが、全体的に明るくて気さくな人がおおいような気がしました。

 

 日本では外国人ってきくとすこし遠慮がちになってしまいます。通っていた高校のALT(ネイティブの英語の先生)が日本では外国人をforeignerと呼ぶのは普通のことに思うが、日本人から、日本人ではないよそ者と分けられている気になると言っていました。今回の旅行では自分だけかもしれませんが、なんというか、外国からきてもすごく暖かく迎えて、受け入れてくれるような感じがしました。もちろん韓国の全てがそうではないとは思いますが。ただ日本に比べると、外国人が暮らしやすい国だなと思いました。(おや爺注:全てではありませんよねぇ。泥棒もいれば人殺しもいる。善人もいれば悪人もいる。穏やかな人もいれば激しい人もいる。ようするに、日本であれ韓国であれ、人の住む社会のバリエーションの一つに過ぎません。外国人が暮らしやすい社会と思えるかどうかは、本人の気質にもよりますね。KさんやわたしはどちらでもOKでしょう。)

 そしてなにより大切なのは、お互い、ニュースやネットばかりで勝手に良し悪しをつけるのではなく、実際に行ってみることが大切なんだということです。(おや爺注:愛情のない先入観や思い込みって言うのは怖いですからね。)

 7月から韓国へ留学する私にとっては韓国を知るとてもいい機会になりました。食べ物も合うし、ますます留学が楽しみです!

 

 長々となりましたが、今回引率してくれた奥さんや一緒に行った二人のおかげでいろいろ学べて楽しむことができました。幸運なことに毎日すごくいい天気に恵まれ、韓国美女たちがよりいっそう輝いて美しく見えました!笑

きっとイケメンな自分もよりいっそう輝いてイケメンだっただろう……そう信じていたい(笑)

 

 精養軒で働くのも残り1ヶ月を切りましたが、いつも通りの美顔で皆様を迎えたいと思いますのでよろしくお願い致します!

 

 ご覧いただきありがとうございました!!

(おや爺注:いつの間にこんな写真撮って、油断も隙もないやっちゃなぁ!_| ̄|○)

(おや爺注:キミ、キミ、いったい何枚撮っとるのかね!0口0_| ̄|○)

(おや爺注:急にとってつけたような、旅行写真だねぇ!ムスっ)

厨房の主・T橋さんの釜山(プサン)旅行;まさかアートリサーチになるとは。

  • 2017.05.27 Saturday
  • 02:20

 「もう書きました?今週までね!」と高さん(おや爺注:本当は書かないと旅行代実費ね、と五寸釘を刺した。手)に急かされながらようやく釜山での3泊4日を振り返ります、アルバイトのT橋です。

 私は教育大で美術を専攻しています。今回連れていって頂いた釜山旅行では、自分の意図しないところで自分の制作にとても参考資料になるような見聞が豊富にありました。その部分においても今回プレゼントしていただいた旅行は感謝です。

 

ヾ攅駑鼠について

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 (引率者注:ユガネのタッカルビ。ソウルのユガネと違って、キャベツがが入らず長葱が入る。鍋の周りのへこみににとろけるチーズを入れてつけて食べる。)

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(引率者注:ソムジンガンのシジミ汁定食。サバの辛い煮付けなど。)

 お店ではお客様のいるホールでもお仕事をさせていただいてますが、私が基本的にしているのは厨房でのお仕事です。なので、ほかのバイトの方たちよりも仕込みや調理の現場を多く目にしています。そのため今回は高校生の時に修学旅行でソウルに行った時にはなかった、韓国料理に対する興味がありました。ただ美味しいものを食べるというよりも、自分の働くお店の料理との違いを感じたり、また同じところを見つけたりするのが面白かったです。特にいつも味見で食べているキムチはわかりやすく、行く先々でテーブルに並びましたがどこのキムチもちょっとずつ味が違っていて、日本で食べるものよりも全体的に酸っぱいのが印象的でした。(おや爺注:基本的に、乳酸菌発酵であるキムチは酸っぱくなってから美味しくなるという感覚です。栄養学的にも正しいのですが、日本では大手の漬け物産業が発達して、発酵食品としての漬物ではなくなっていますね。また大都会のソウルでも、若者たちはあまり酸っぱいキムチを食べなくなっているようです。和食であれ韓食であれ、食も一つの文化ですから<本場>という<場>が同じであっても、<時>代とともに変わるということです。そういう意味では、現代美術同様、<時空性>を離れた、固定された・純正の<本場>などあり得ないと思います。)

 

 釜山では、屋台の料理やちょっとお酒を飲めるような小さなお店の料理、しっかりとした焼き台があるお店の料理など、各店舗の雰囲気と出てくる料理にそれぞれ違った個性があるのを感じました。来ていた現地のお客さんを観察したりするのも面白かったですね。札幌で探してもなかなか見つからないようなちょうど良く呑める飲食店が韓国にはたくさんあるかも!と個人的には韓国の飲食文化の手軽さの発見に満足しました。
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(引率者注:ちょっと冒険したT橋・Kコンビであります。繁華街ソミョンの屋台。おでんとトッポキ。)

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(引率者注:ナッチポックム。牛ホルモン入り。臭いか心配したけど、非常においしかった。

 

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(引率者注:アワビ粥。韓国のもやしナムルなど。岩見沢産大豆を使った、精養軒の自家栽培もやしが、別格に大きい(おいしい)のがわかります。←自慢hirasan

▲ュウリのパックは実在した(韓国式垢すり)

 釜山三日目の朝、前日の夜に後輩バイトのKさんがチムヂルバン(韓国の低温サウナ)に行きたいとの希望があり、近くの温泉施設に行くことになりました。さらにKさんは前もって高さんから「韓国の垢すりで恥を捨ててきなさい。」と言われていたみたいでその垢すりもメニューに加わりました。私も元々温泉が好きで、韓国ドラマにも時々出ていたチムヂルバンは一度試してみたいと思い行くとなった時には楽しみにしていました。(この時はなぜか垢すりは彼だけが体験するものだと思っていました。)

 

 ホテルを出てから数分で目的地に着き、さっそくサウナだ!と脱衣所に向かうとなにやら奥さんが私の垢すりの予約をお姉さんに申し込んでいました。「え、、、Kさんだけじゃないの?!わたしも恥を捨てるの?!私のチムヂルバンはどこ!」そもそもその温泉施設は私たちの思っていた韓国ドラマに出てくるニュータイプのサウナがある温泉ではなく、少し古い味のある銭湯だったみたいで、頭に可愛い形のタオルを巻いてゆで卵とシッケを片手にくつろぐようなニュータイプの施設はその場所からもう少し先を歩いたところにあったらしい、と後で奥さんに言われました。

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(引率者注:銭湯受付)

 まさかの垢すり体験コースの生徒に昇格してからというもの、これから自分がどうされてしまうのかという不安の中(おおげさだと思われるかもしれませんが、恥を捨てることができるようなアカスリと聞いて何をされるかなど一ミリも想像できず、今日はここで死ぬんだと思ったくらいです。まだ21ですからね!)、パッと見からして迫力のあるおばさんに手を引かれ奥さんに見送られながら、奥さん一人にしないで〜と思いながら入浴スタート。浴場は日本の銭湯と雰囲気は似ており、全体の端っこに垢すりスペースが設けられていました。ここで重要なのが”仕切りのカーテン”という概念がそこにはなかったということです。日本の温泉施設でもアカスリをしてもらえるようなところは幾つかありますが、そのような場合は大抵設けられたスペースにはカーテンがあるのが日本では一般的です。その環境のなかで育ってきた私には、ノーカーテンに戸惑っている暇もなくなされるがままに自分の感情は二の次でした。(引率者注:いつもクールなTさんが、不安のタスケテ・オ〜ラをビシバシ出して連れて行かれる姿に、一緒に行ったパートのFさんと大笑いでした。ちゅん晴れ)

 

 垢すりに入る前に、私の担当してくれたおばさんがいきなり顔に冷たくひやっとするものを載せていきました。その匂いから徐々にそれがなんであるのかが分かった時、認識している数少ない韓国語で「オイ(きゅうり)?」と聞いてみると本当にそうだったみたいで、実際に韓国ではキュウリのパックは用いられているんだということを知りました。キュウリの香りがするような美容パックが売られているのは知っていましたが、まさか実際に使われているとは。あの栄養価の低いキュウリのポテンシャルの高さを認めました。一方私が2文字ではあるけれど韓国語でコミュニケーションを取ろうとしたのを見てからか、恐ろしく見えていた韓国人のおばさんと急に距離が近くなり、ちょっとしたコミュニケーションの中で結果的に最後は何かを認められたような感じがしました(向こうは所詮商売だけど)。

 

 顔の皮膚が刻んだキュウリで埋まると本題の垢すりです。本能からか痛いものだと覚悟していましたが、長年この仕事をやってきたであろうおばさんはやはりプロでした。数分もしないうちに韓国に来たら垢すりをするべきだとさえ思ったほどにとても良かったのです。全身が終わると最後に荒手のマッサージで終了しました。最後完全に油断していた私はその力加減に驚きましたが(マッサージと言うよりもただ叩いていると表現したほうが適切)、韓国のおばさんの優しさに触れることができました。このメニューはおよそ30分で終わり、料金は日本円で約二千円でした。奥さんは激しくビビる私を一人脱衣所に置いて、そこから少し歩いたところで見つけた小綺麗な温泉施設を見た時「こっちだった。」と思ったと言っていましたが、きっと友達なんかと一緒に来る機会があったとしてもあの激しいおばさんたちに囲まれるような経験はできなかったと思います。(おや爺注:こういう考えの人は海外旅行で新しい見方を自然に感じたり、旅行をこころから楽しめると思いますね。顔)はじめは本当に不安でしたがもう怖いものは無いような気さえしています。機会があれば是非また行ってみたいですね。

 

4点酳顕渋

とても印象的だった場所の一つに甘川(カムチョン)文化村(引率者注:朝鮮戦争で北から南に流れてきた人たちが山肌にかたまって住んだ村らしいです。)があります。そこは言ってみれば、住民の町おこしの結果観光地になった住宅街です。

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 あの小樽以上の坂が続く中、その村は隙間があればと言わんばかりに建てられた民家がひしめき合っていました。その高密度な空間は、人口密度が非常に高い韓国そのものを見てとれた気がします。写真で見て分かるように、個性の溢れる色彩が各個人の家々の外壁に塗装されており、フォトジェニック(写真映え)を狙う若者の観光客にはもってこいの場所です。眺めの良い場所からその村を見ると普段は体験できない非日常を感じずにはいられませんでした。しかし、カラフルな住宅街に自分が一歩足を踏み入れるとそこには住民たちの生活感や匂い、温度や呼吸など、外側から色の綺麗さだけを見た時とは全く違う景色を垣間見ることができました。

 

 内側からの視点と外側から村をみた時の視点、つまり生活する住民たちの視点と観光客の視点とで全く別のものを見ることができるとても興味深い村でした。私も最初は村全体を展望台のような場所から眺めるだけなのかと思っていましたが、実際に住民が住む生活空間それ自体がアートになっていたので洗濯物の間をくぐったりもしました。それくらいプライバシーもすれすれ。中に入れば入るほどカラフルな色に隠れていた本質的な素材が見えてきて、自分の制作においてとても勉強になりました。この甘川文化村の町おこしプロジェクトはとても成功しているんじゃないかと個人的には思っています。

 

 ここで書いた出来事は3泊4日のうちの一部です。韓国に来たのは高校生の時以来二回目でしたが、やはりたった一人で垢すりおばさんに立ち向かうことができたところには自分の成長を感じました。お願い 楽しい旅行をありがとうございました。

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